給与を自動計算して、明細をスマホから発行する
締日ごとの電卓作業を減らす。シフトと注文から自動で集計して、源泉徴収や控除まで入った明細を印刷・PDFで渡す。
「締日のたびに電卓を叩いて、手書きの明細を作っている」
- スタンダードで使える。シフトと注文から時給・バック・交通費を自動で集計
- 日払い・週払い・月2回・月1回をキャストごとに設定でき、締日の翌朝に明細の下書きが自動でできる
- 日給保証の差額、源泉徴収(10.21%)、厚生費などの控除、バンスの天引きまで明細に入る
- 日払いの手渡しは、その日の支払額の一覧から「支払済」をつけるだけ。キャストが「受取確認」を押して記録が残る
給与計算は、店主の時間を最も食っている作業
時給、バック率、指名料、ドリンクバック、交通費。これを人数分、締日ごとに手で計算している店は珍しくありません。シフトと注文のデータが入っていれば、この計算は自動で終わります。設定さえ済ませれば、やることは確認と必要な所の修正だけになります。
支払サイクルは店ごと、キャストごとに違う
全額日払いの店、週払いの店、月2回(15日・末日)の店。同じ店の中でも、日払いの子と月払いの子が混ざるのが普通です。支払サイクル・締日・支給日はお店ごとに決め、キャスト個別のサイクルがあればそちらが優先されます。締日を迎えると、翌朝に明細の下書きが自動でできてお知らせが届きます。同じ期間の明細が二重にできることはありません。
日給保証は「時給 × 勤務時間」との差額で入る
「日給保証 2万円」は、時給 × 勤務時間がそれに届かない日だけ差額を足す、というのが一般的な扱いです。給与計算もこの形で、出勤した日ごとに足りない分を足します。バックと交通費は保証とは別に上乗せします。明細には「うち日給保証」として内訳が出るので、キャストにも何の分かが分かります。
源泉徴収は、期間の日数で引く
キャバクラ・ラウンジ・スナックなどのホステスへの報酬は、支払うお店に源泉徴収の義務があります(個人経営のお店も含む)。計算は(報酬 − 5,000円 × 計算期間の日数)× 10.21%で、この「日数」は出勤日数ではなく、締めの期間の初日から締日までの全日数です。月1回締めの31日間なら15万5千円を引いてから10.21%。日払いならその1日分の5,000円を引きます。源泉徴収するかはお店の既定とキャストごとに選べ、明細に「源泉徴収税」と計算式が出ます。雇用契約のキャストは給与の税額表で計算するものなので、この計算の対象外です。
厚生費・送り代は「項目」として決めておく
厚生費、ヘアメイク代、送り代など、お店が決めている差し引きは、項目名と金額(出勤1日ごと/明細1回ごと)で登録しておけば、明細に項目名のまま出ます。キャストごとに「この子は送りを使わない」といった適用の有無も選べます。一方で、遅刻・欠勤の罰金やペナルティは控除にできません。給与からの罰金の天引きは労働基準法や裁判例で認められておらず、トラブルのもとになるためです。
日払いの手渡しは、一覧から「支払済」をつけるだけ
日払いの明細は、その営業日のシフトと注文から自動で集計され、源泉徴収・控除・バンスの天引きを引いた手取りが一覧で並びます。閉店後(朝6時まで)は前日の営業日として表示されるので、日付をまたいでも一覧が消えません。現金を渡したら「支払済にする」、全員分なら「まとめて支払済にする」を押すだけです。
明細は印刷・PDFで渡せる、渡した記録も残る
明細は店舗ロゴ入りで印刷・PDFにできます。金額は手で修正もできます。店舗が「支払済」にした後、キャスト側が自分の画面で「受取確認」を押す2段階にしているので、受け取った・受け取っていないの水掛け論が起きません。この記録は後から確認できます。
バンス(前借り)は、給与から自動で天引き
バンス(前借り)は登録しておくと、給与の明細から自動で天引きされ、残高が減っていきます。1回あたりの天引き額を決めることも、一括で返してもらうこともできます。手取りがマイナスになる分は引かないので、無理な天引きにはなりません。誰にいくら貸していて、残りがいくらかが画面で見える状態にしておくだけで、口約束のまま運用するより揉めごとは減ります。